第21問「子供同士の絆を作るには?」

ビッグコミックスペリオール2008年2/22号、「お受験の星」第21問「子供同士の絆を作るには?」をテーマに話が展開していきます。

受験はライバルを蹴落とすもので絆なんてできるわけないって!?

受験はライバルを蹴落とす戦いではなくて、自分との戦いですよ。それを間違うと、エライことです。

今回のコミックの中で出てきますが、友達同士で「頑張ろうな!」心からそう思える瞬間が何度もあるのが十件です。

今回の「子供同士の絆を作るには?」のお題の詳細はコミックを読んでいただくとして、今回は中学受験をする理由について考えてみましょう。これが絆につながるかどうかは、あなたの判断次第ですが、自分を律し、親から律せられながら、勉強をトコトンし、勉強以外のものも得るために受験する理由を考えることは大だと思うからです。

中学受験をする理由にはいろいろある。子供から中学受験するという場合もあれば、親の意向で受験させたいという場合もある。小学生に自らの意思で受験したいなんてことがあるのか?と思う向きもあるでしょうが、実際それはあります。ただし、その思いは実に薄っぺらでとても弱い場合がほとんどですけどね。友達がみな塾に行っているから、学校から帰っても遊ぶ相手がいなくて、それなら塾に行けば友達と一緒じゃないか!なんてのもいる。しかし、一方で、小さいころからの家の流れで確たる意思を持って中学受験に臨む子供がいることも確かです。

まあ、どっちでもよろしい。そんなことは。

大事なことは、中学受験をするということは、目指す学校にもよるけれど、かなりハードな勉強が必要であるということ。そして、何度もやめてしまおうと思える事態がやってくること。また、自分の意思にもかかわらず、テスト結果というものが目の前に突きつけられ、叩きのめされるということ。さらに、最終的に入試を通過すれば、友達もライバルも自分も見事なくらいきれいに線引きされて合否がでてしまうということ。これらを肝に銘じていかなければ、のちのち後悔することもでてくるということです。

では、何がハードなのか?

ストロングは、まじめに中学受験に取り組み、中学受験を終えた子供に、2月とか3月に全国の「公立高校」の入試問題の国語、または社会の問題をやらせると、7割から8割は十分とります(あくまでも習っている範囲でですが)。

なにが言いたいか? 

公立高校の問題が簡単だと言いたいのではなく、それくらいの勉強を小学生が3年も前にしているということなのです。そして、公立高校の入試問題の7割を取る子供は最難関校に合格した子供ではなく、偏差値50から55前後の子供たちでがそうなのだということ。

中学受験をする子供たちは、そうした勉強を小学生のうちに、2年とか3年かけてやっているということです。中学生は3年間かけてその勉強をします。だから同じではないか?と思うかもしれません。少し早目にしているだけじゃないかと。本当にそうでしょうか? よく考えてみてください。

そして、中学受験をする際のハードな勉強というものは、そういうものなのだと知ってほしいと思います。まあ頑張るか!くらいで、できるものですか!!!!だから、親が協力するわけですから。

そうしたハードな勉強をするためには、遊びや旅行や子供会の行事や祭りやテレビゲームなどを捨て去らなくちゃならない。そんなことをしている時間はないですから。そして、受験勉強中に何度も何度も本当に中学受験をしてもいいのか? 本当にするのかという問いを突き付けられることになります。

だから、なぜ中学受験をするのか?という問いは、中学受験を始める前にトコトン突き詰めて考えておかなくてはなりません。でも、ほとんどの場合は、軽い動機で始めてしまう。ならば、受験期間中に何度だってそこについて親子で話し合わなくちゃならないのです。

やる気はない、机には長時間座る、塾には長い時間行っている・・・・とても無駄なことだと思います。勉強をする「ふり」をするくらいなら、勉強をした「つもり」になるくらいなら、遊べ!大いに遊べ!! そう言いたい。

何度約束しても、どんなに大変かと話し合っても受験はすると言う、でも、勉強をしないというなら、親がそばに座ってやらせなきゃあいけない。いずれ結果が出るんですぞ!

「勉強していなくても」、不合格になればガッカリするものです。

でも、よくよく考えれば、合格するに足る勉強を全然していなかったではないか!! 受験が終わってそこに気づくならそれでもいい。やった価値があったというものです。

しかし、合格に足る勉強をしていなかったにもかかわらず、「オレッてもともとの頭が悪いんだよな!」なんてい言わせちゃいけないのです、親は。

頭が悪い、頭がイイ、それはきっとあるでしょう。でも、努力でカバーできる範囲はかなり大きいことも事実なのです、勉強においては。

トコトンやってダメなら、納得できる。いや、ガッカリはしますよ。泣きます。落ち込みます。でも、でも、トコトンやっていたら、得るものはある。次の課題も見つかる。

だから、なぜ中学受験をするのかを真剣にトコトン突き詰めて考えてほしいと思います。

そして、それがうまく機能しているならば、最初は親の意向で始めた中学受験でも、受験期には親に言われたから受験をやっているんだという形ではなく、自分がやりたいと思っているからやっているんだ!という風に子供は変わってきます。つまり親の意向が子ども自身の思いになっていたりする。そこまで突き詰めてやっていくと、結果は2の次になる。やり遂げたという価値が大きくなりますから。

結果が2の次になるというのは、合格しなくていい、合格に意味がないと言いたいのではありません。あくまでも合格を目指し、合格を追求していくのです。しかし、結果はどう転ぶかわからない。結果にだけ何かを求めていると、ダメだったときに、2年間とか3年間の期間が無駄だったということになるじゃないですか。

だから、結果は、合格は追求しながら、それ以外のものにも価値があるように、意味があるようにもっていくのが親の役目というものじゃないでしょうか。

最初に動機はなんでもよろしいと言ったのは、そのためです。スタートしてから、どこまで突き詰めて親子で向き合えるかです。

子ども一人で向き合うのは難しいですよ。なんていってもまだ10年程度しか生きていないのですから。41年生きているストロングだって、ひとりで突き詰めるのは、まだできないんですから。相棒のタイガー山中がどうなんや!と追求するから、仕方なくやっている面もありますからね。

だから、ストロングは成績が悪かったのって!?

ご名答!!!

で、あなたは中学受験をどうしますか??

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