第9問「勉強の成果はすぐ出るもの?」

2007年9/14号、ビッグコミックスペリオール「お受験の星」第9話のテーマは「勉強の成果はすぐ出るもの?」
9月14日号.jpg

別の模試を受けさせて、勇太の偏差値を上げ底した多聞先生。そこにはワケがあると言われても、許せない勇太親子だが・・・・詳しくは漫画を見てください。

さて、勉強の成果はすぐに出るのか?については、「すぐに出る」と考えていいでしょう。あっさり出る!

今まで勉強していない子供であれば、それは顕著ですし、今まで多少していた子供でも、かなりの確率で出る。勉強は世の中で一番正直に成果が出て、比較的努力が報われる種目といえます。成果を出すために一番大事なことは、子供にとって「できる問題」をテストでキッチリ取るようにすることですね。これが一番手っ取りはやい。

えてして「勉強する」と称して難しい問題、いわゆる難問に一番最初に張り切って取り組む親子が多いものですが、難問から勉強をスタートするのが一番効率が悪いので、その辺をしっかり考えて取り組む必要があります。

そこさえおさえてやれば成果はすぐ出ます。この漫画の主人公の勇太はスタートの偏差値が37くらいだったと思いますが、37という数字はほとんど何もしていない状態といえます。なので、やればすぐに成果が出る。

仮に勇太のような子供がこれからただ勉強をさらに突っ込んで進めていくと、子供によって個人差はありますが、壁が出てきます。

偏差値でいえば、大雑把に
偏差値45
偏差値50
偏差値55
偏差値60
偏差値63

位のところでそれぞれ壁が出てくるわけです。この壁というのは、今までと同じ取り組みだと、越えられないことが多く、頑張っているのに偏差値が上がらないという状態。その壁を越えるために「勉強のやり方」と「勉強量」の2つを考える必要があります。

ただし、基本は「できる問題」をテストでできるようにする取り組み。また、「勉強のやり方」と「勉強量」については、まず「勉強のやり方」を追求し、効率のよい、成果が感じられるやり方をある程度確立してから、「勉強量」の増加につなげていくのが基本です。

特に中学受験では、こなすべき量が膨大なので、どうしても「勉強量」ありきになりがちですが、受験までの準備が2年とか3年と長いので、「勉強量」がさきになると、成果の上がらぬまま時間だけが増えていく形になり、受験までモチベーションが持たない可能性もあります。その意味で「勉強のやり方」にまず手をつけるのがいいでしょう。

また、膨大な量なだけにやる問題の選択が重要になります。偏差値や習熟度が違う子供が同じ内容をやるのは考えてみれば当然で、わが子にとってどれを選択してやるか、宿題などもすべてをやるという発想よりも、まず何を優先してやるか、これはやらなくてもいいという発想で取り組む必要があります。

成果はすぐに出るもの!だから、成果が出ていないときは、子供に「頑張ってんの?」と怒鳴る前に、一体何が悪いのか?と立ち止まって考えていく必要があるでしょう。

膨大な量ををこなさないといけない中学受験はその進むときの方針が、親のかかわり方が大事になってくるのはそのためです。

ストロング宮迫 中学受験の手引き


管理人について

「中学受験・高校受験の親技」主宰のストロング宮迫&タイガー山中がこのサイトを管理しております。プロフィールの詳細は、「中学受験の親技」をご覧になるか、無料メールマガジン「成績がイイ子の親だけが知っている! 新「勉強の常識」 を発行していますので、そちらをご購読ください。

当サイトの内容については、管理人であるストロング宮迫が責任を負っていますので、ご意見、ご要望がる場合には、管理人ストロング宮迫(study★oyawaza.com)までお寄せください。 ※★は@に置き換えください

Copyright © 2007-2010 お受験の星 応援団 All rights reserved